※このページにはプロモーショ(CM))が含まれています。
錦糸町どころか東京を代表するサウナ
「スパ&カプセル ニューウイング」って、サウナーの間では有名施設だし、ドラマの「サ道」でも出てたし、サウナイキタイではつねに上位だし、ということで相当良い施設だと思っていたのですが、錦糸町が生活圏から外れているため、なかなか行く機会がとれなかったのですが、ついに体験することができました!
のれんをくぐった瞬間、入り口の前で酔っぱらったおじさんが寝ているという衝撃的な場面に遭遇してしまったのですが、「まあ錦糸町だもの。日曜日の午前中だし」というよくわからない理由を無理やりつけ、見なかったことにして中へ入っていきました。。。
入った瞬間、「あ、ドラマで見たことあるよこれ!!」という軽い感動と、昭和の香りをガッツリ感じる作りとのダブルパンチでいきなりノックアウトになりそうでしたが、意識を保って何事もなかったかのように平静を装い、受付を済ませたのでした。
ここは受付ではロッカーのカギを渡され、指定されたロッカーを使うシステム。そしてロッカーを開けるとすでにそこにはタオルと館内着がセットになったバッグが入っているというなんとも合理的なシステム。
そしてロッカーで一度館内着に着替えて、2階にある浴室に移動するという関西圏に多いルールを採用されていました。
2階・浴室
そんなわけで、館内着に着替え、タオルを持って2階の浴室へ移動します。
ドラマでも出てきましたが、館内着を収納するスペースが都道府県になっていておもしろいです。
たぶん大体の人が何かしらゆかりのある都道府県を使うであろうから、取り違えが起きにくいだろうし、お客さんもちょっとしたことでくすっと楽しむことができる。とても良いアイデアだと思いました。
浴室そのものは広々ってほどではありませんが、十分な大きさの浴槽があります。
そして四角い方の浴槽がめっちゃ熱い。アツアツのお風呂。
熱いのが苦手(なのにサウナは好き)な自分は、ひざまででギブアップ。もうひとつの丸い浴槽の方でからだを清めることにしました。
っと、その前に体を洗ってサウナに備えねば、と、洗い場スペースに行ったのですが、ここでもまたびっくりポイントが。
アメニティがめちゃめちゃ充実しています。
①通常のシャンプー
②スカルプ系シャンプー
③通常のコンディショナー
④スカルプ系コンディショナー
⑤通常のボディソープ
⑥スカルプ系ボディソープ
⑦フェイスソープ
⑧シェービングフォーム
⑨つめやすり
⑩軽石
⑪石鹸
⑫歯みがき粉
⑬洗顔料
これらのアイテムが全てそろった状態で個別の洗い場ブースにそれぞれ常備されています!
そのほか、「あかすりタオル」「カミソリ」「歯ブラシ」などは取り放題使い放題。
さらに、シャンプーバーのように、珍しい系シャンプーが自由に取っていって使えるようになっています。
いや、これ絶対に置きすぎやろ、、、
とツッコミを入れたくなるくらいの充実っぷり。
ここまでのアメニティへのこだわりは何なのだろう、、、と思いつつ、あれもこれもあってちょっとワクワクしてしまうこの感じ。
ああ、こんなところでも楽しみを提供するなんて、、、サウナに入る前に既に好感触MAXでした。
3種類のサウナ
てなわけで、サウナに入る前から情報量が多すぎて我を失ってしまいそうになりましたが、「そうだ、サウナに入りにきたんだ」と我に返り、サウナエリアを探索することとしました。
サウナその①からからジールサウナ
「からからジールサウナ」は2022年6月にオープンした新しいサウナで、確かに木の感触とか完全に新品って感じ。
温度は100℃、その名の通り湿度はかなり低く、昭和系ストロングサウナを彷彿とさせるカラカラ度合い。鼻で息をすると、鼻の穴が焦げます。
いいなと思ったのは、TVを置いていないこと。そのかわりラジオを流していて、ラジオを流すサウナって初めて入ったのですが、これはこれでありだなあと。
フィンランドを極めるための無音や環境音楽でもなく、大衆の一般的なTVでもなく、ラジオ。
この絶妙な加減がとても良い。そしてものすごくアチー。
肌に刺すようなこの空気感。君津の湯の110℃ストロングサウナと似ています。
刺激を求めるなら迷わずからからジールサウナですね。個人的にもかなり気に入りました。
サウナその②ボナホームサウナ
これは昔からあったサウナです。
が、古いからといって、その実力たるや、素晴らしい。
温度は90℃程度ですが、こちらのサウナは「カラカラサウナ」とは真逆で、一定時間で自動ロウリュを行い、室内の湿度を快適に保っています。
そのため、鼻の穴が焦げることもなく、絶妙な湿度とともに滝汗をかくことができます。
ちなみにこちらはTVがあるので、そういった意味でも、昔ながらの良いサウナです。
こっちもすごく良かった。からからジールサウナとのツートップって感じです。
サウナその③テルマーレ改
ツートップと書いたものの、こちらも決して負けていません。
この「テルマーレ改」は「セルフロウリュ」ができるサウナです。ここも以前はテルマーレという名のとおり、タイルでできた椅子に座るタイプだったみたい(ドラマ「サ道」ではその頃の姿を拝見できますね)ですが、現在はセルフロウリュ特化型に改良しています。
セルフロウリュし放題なので(とはいってもやりすぎ注意)、室内の湿度をぐわーって高め、そして熱を感じることができます。
そしてご丁寧にうちわまで用意してくれているので、セルフアウフグースができるというおまけつき。
とまあ、3つのサウナを紹介してきましたが、1つのサウナ施設でここまで贅沢に多種多様なサウナを設置してくれているなんて、本当に素晴らしい。その日のコンディションで入るサウナを変えたり、また入る順番に変化をつけてみたりして、色々と楽しめると思います。
余談ですが、一番お客さんに人気があったのが②ボナホームサウナで、その次が①からからジールサウナ、最後に③テルマーレ改って感じでした。
からの水風呂(とプールw)
もうね、水風呂のために来てもいいってくらい好きです。ここの水風呂。
水風呂が2つある時点でもう衝撃的なのですが、それぞれ使い方が違い、小さい方の水風呂は18℃~20℃とあり、通常の水風呂として使うことができ、
大きい方の水風呂は15℃~16℃とあり、なんといっても水風呂じゃなくてプールという扱いという独特な作り。そうプールです。だから潜っていいんです。
ほぼ9割以上のスパ銭やサウナでは水風呂では頭をつけてはいけません。そういうルールだから(たまにルール破りのたわけものがいますが、そういう人には「ととのわないような体になってしまえ」と、心の中で呪うだけにしています(笑))。
でも、ここは公式に潜り放題。
そんなに潜るの楽しい?って聞かれそうですが、潜ること自体ももちろん非日常的で楽しいのですが、頭まで冷やすと、その後のととのい加減が全然違います。
だから、頭まで潜って良いと公式に宣言されている「ゆいる」でも「湯らっくす」でも、通常ではありえないととのい方をするのだと研究の結果、たどりつきました(どんな研究やねん)。
ただそれって、脳みそが軽い貧血を起こしているだけじゃないか説もあるので、やりすぎ注意なのですが、とにかく潜れるって素敵。しかも何の罪悪感もなく。
そんなこんなで、しっかりと潜水をしてあとは深くととのうだけです。
ととのいエリアは、サウナや水風呂周辺にありますが、ととのい椅子の数が多いので、人が多くてもととのい難民になることはありませんでした。
そんなこんなで、
①よりどりみどりのサウナ群
②プールという名の潜れる水風呂(+もう一つの水風呂もミストつきという豪華さ)
①+②=ディーブなととのい
ということで、すっかりニューウィングのとりこになってしまいました。
うーん、素晴らしい。
3階~6階のくつろぎエリア
そんなこんなでサウナだけでかなり熱く語ってしまいましたが、3階~6階のくつろぎエリアもこれまた良いんです。あまりに施設が多いので一気に紹介します!
まず、3階は食堂。
鍋があるのが特徴ですね。行ったのは夏でしたが・・・(笑)
ちなみに自分はから揚げ定食をいただきました。自分の中ではサ飯の定番となりつつあります。
サクジュワでおいしかったですよ。
そして、くつろぎルーム。定番ですね。壁紙がフィンランドをイメージしてるっぽいところも好感触です。
仮眠室もあります。
まんま寝床ですね。仮眠どころか熟睡できそう。
マンガコーナーや
ゴロゴロエリアもあり、とにかく、なんでもある、という印象。
その中でも特に突き刺さったのはこれ
ゲームコーナーがあり、ファミコンとスーパーファミコンの実機が置いてあるじゃあーりませんか。
しかもソフトもかなり豊富。懐かしすぎてやばかったです。
しかも高橋名人が「1時間で交代だよ」って言ってるし。(張り紙でね)
ファミコン・スーファミ世代ど真ん中の自分は、これだけのために通ってもいいのではないだろうか、、、と一瞬血迷ったほど。
オーナーさんはここの客層をよくわかっているなあと、本当に関心。
このほかにもコインランドリーがあったり、
スロットができたり、
ワーキングスペース?らしき場所には電車の路線図があったりと。
もう情報量が多すぎて最初から最後まで渋滞しまくってる状態。
とにかくなんでも詰め込んだおもちゃ箱みたいな場所だなあ、と。
まとめと営業情報
正直、コロナ以降観光業や宿泊業の経営は決して楽ではないはず。それでも、新しいサウナを新設したり、古いサウナを改修したり、アメニティをケチるのではなく、むしろ存分に使ってくださいと準備したりと、このニューウィングの精神は、名古屋のウェルビーに通じるものがありました。
どれだけお客さんを満足させて帰すか
そんな簡単なようでとても難しいことに挑戦し見事成功を収めているからこそ、昭和バリバリのスタイルでも東京で5本の指に入るくらいの人気店なのだと感じました。
ああ錦糸町がもっと近ければ回数券レベルなのに…
とっても良い体験をしました。近々また訪れたいと思います。その時はどんな発見があるんだろう?今から楽しみです。
【営業情報】
サウナ&スパ利用コース
通常料金(5:00~24:00) | 2,600円 |
2時間コース | 2,000円 |
4時間コース | 2,300円 |
小学生 | 550円 |
・カプセル宿泊4,000円(16:00~翌12:00)
コメント