「ラクーア」に行ったらサウナーの楽園だった話【東京ドームシティ】

東京

※このページにはプロモーション(CM)が含まれています。

東京ドームの目の前にある総合アミューズメント施設

©株式会社東京ドーム

言わずと知れた、東京ドームのお隣にある、東京ドームシティ。昔は「後楽園遊園地でぼくと握手!」ってCMだったのですが、年がばれるので、このへんにして、、、、

東京ドームシティは、東京ドームに隣接した、遊園地あり、スパあり、ホテルありの複合施設です。まあ、大体のドームってそういうような感じで球場だけじゃない「遊べる街」みたいなコンセプトで作られていますよね。

そんな東京ドームシティの一角に「ラクーア」はあります。

正直サウナ界では結構有名で、かなり人気のある施設なのですが、今まで行かなかった理由の一つとして、「遠い」というのもあるのですが、もう一つ「きっとカップル向けのチャラチャラした施設なんだろう」という勝手な妄想を広げ、足が遠のいていたわけです。

ああその時の自分を殴ってやりたい…(笑)

そんなわけで、サウナーとしてやっぱり取材には行っとかなと、潜入取材を試みたわけでした(てか、ただ遊びに行っただけですがw)

「ラクーア」自体は、東京ドームシティの端っこの方にあり、どの駅を使うかにもよりますが、たどり着くまでに、東京ドームは見えるわ、ジェットコースターは見えるわ、観覧車は見えるわで、ワクワクが止まらない、いやもうこのまま遊園地で遊んじゃおうかしらん。と誘惑にかられながら、ラクーア方面へ行くとこれまたびっくり。

たまたま、11時オープンなことを知らなかったので、適当に10時半ごろに着いたのですが、その時には既に恐ろしいほどの行列が…

この時点で2度目のUターンの誘惑にかられたのですが、ここまで来たら行くしかない、と行列に並ぶことになりました。ちなみに、日曜日の11時なので、平日はもっと空いていると思います。たぶん。

そんなわけで、待つこと数十分。ようやくエレベーターの前にたどり着き、ラクーアの入口に行くことができたのでした。

ラクーアに入ったどー

とともに、誰を対象にしているかよくわからないオブジェでお出迎え。とりあえず20周年なことはよくわかりました。

で、靴を脱いで

フロントで受付。

ここで3度目のびっくり。

入館料だけでなんと3,230円+土日割増料金660円+ヒーリーングバーデなるいわゆる岩盤浴ゾーン1,100円しめて合計4,990円なり

今まで行ったサウナ施設で最もお高い!

ここでまたUターンの誘惑にかられながらも、「もう一生来ないかもしれない」と自分に言い聞かせ、最終的にはやけくそになって「全部乗せコース」で入ることにしました(これが後の満足度を決めることになろうとは…)

ロビーの隣には、なぜかヘアーサロンがあるし。

そして、入場の手続きをすると、なぜか素敵なクリスタルの棒をもらえるし。

これは、館内着と交換するためのアイテムらしい。凝ってんなーとは思いつつ、こういう演出も悪くないと、まんまとラクーアの術にハマり始めていたのでした。

で、先ほどのクリスタルの棒はロッカーに入った後、

カウンターで交換するという珍しいシステム。

大体館内着って、ロッカーに入る前にもらえるところが多いのですが。まあ特に不便があるわけではないので、特に疑問にも思いませんでした。ちなみに、後述のアウフグースの受付もこちらでやっています。

いよいよスパエリアでサウナとご対面!

©スパラクーア

浴室に入った瞬間まず出た一言「広い…」

この観覧車やジェットコースターひしめく東京ドームシティの中で、これだけ広々とした浴室を作っちゃうのは単純にすごいと感じました。しかもよく考えたら、男女あるから×2倍の大きさですから。

そして、しっかり温泉しています。塩分がかなり濃いせいか、傷口なんかあると普通にしみます。なんなら髭剃り後でも普通にしみます。それだけ成分が濃いってことで、その温泉をふんだんに使っているということでかなり感動しました。

そして、サウナの数にもびっくり。

数えたら全部で4つあるじゃないですか。

3セットを基本としている自分は、「ええーっ、3セットで入り切れないなんて、なんて贅沢な悩み」とここでも感動。というわけで、サウナの紹介に入りたいと思います。

サウナその① 中高温サウナ ヴィルデンシュタイン

©スパラクーア

メインのサウナっていう感じでしょうか。浴場の中心部にあり、一番でかく、収容人数もたっぷり。30人程度は入れそうな大きさです。そして、定期的にアウフグースもやっており、スタッフのおにーさんが「これでもかッ!」と熱波を送ってきてくれます。

ちなみに、アウフグースは予約制なので、館内着をもらったカウンターで次の回の予約をします。

この予約制がまた面白く、先着順ではあるものの、順番にくじを引かせ、入室はくじに書いてある番号順というなんとも運まかせなシステム。そのため、一番初めにくじを引いても、一番最後に入室という超悲しい出来事になる可能性もあるのでお気をつけあれ。ちなみに自分は見事一番最後の番号でした…ガックシ。早めに行ったのになあ…

©スパラクーア

ちなみにサウナ自体の評価ですが、温度は80℃だったので、もしやぬるのサウナかな?と思ったら、いやいや5分後にはしっかり滝汗でした。湿度をしっかりと保っているからでしょうか。初心者にも優しく、上級者も満足できる良いサウナだと思いました。

サウナその② 中高温サウナ ヴェレ

©スパラクーア

ここも大き目のサウナ。そして80℃というところも1つめのサウナと似ています。ただ、こちらは定期的にオートロウリュを行っていて、これまた80℃という温度にだまされると、滝汗の刑になります(笑)というか、アチアチです。

サウナその③ 高温サウナ オールドログ

©スパラクーア

こちらは完全に玄人サウナー向けのサウナです。

100℃でアチアチ。人数も10人入れないくらい(7~8名くらいかな?)の小規模なサウナ。100℃の威力はさすがで昭和ストロングサウナを彷彿とさせます。

比較してみると、①②のサウナが「気持ちよさ」を求めているのに対し、③のサウナは「とにかく熱くッ!」っていう印象。このバラエティに富んだラインナップ。すごい。

その④ フィンランドサウナ コメア

©スパラクーア

まだあるんかーい!とツッコミが来そうですが、まだあるんです。

最後はフィンランドサウナ。

こちらはフィンランドサウナという名の通り、フィンランドのサウナを模しており、室温は約70℃とそれほど熱くありません。ただし、セルフロウリュができるので、自分で熱さの好みを変えることができるところが良いところですね(周りに一言はお忘れずにね)

個人的なサウナ比較、そして水風呂…

そんなこんなで4つのそれぞれ特徴あるサウナを紹介してきましたが、全部入った感想としては、

②(80℃オートロウリュサウナ)>①(80℃メインサウナ)>③(100℃アチアチサウナ)>④(70℃フィンランドサウナ)

という感想を持ちました。個人的には100℃近い高温サウナ好きなのですが、「ラクーア」の雰囲気にあっているかというと、80℃でもしっかりきっかり滝汗が出てくるサウナがちょうど温度と湿度の「気持ちいいーーーー」っていうど真ん中を突いてくる調整で、気持ちよく汗をかける、という意味でランクイン。

そして、それぞれのサウナに入ったあと、水風呂に入るのですが、ここで問題が、、、、

©スパラクーア

おっきな水風呂が1つしかないのです…(泣)一応、冷たい水風呂(約18℃前後)と、そんなに冷たくない水風呂(20℃~)で分かれているので、初心者にも、サウナーにも対応可能なのですが、問題はその場所。

どこのサウナからも入れるように、水風呂の場所を中心近くにした結果、どこのサウナからもやや遠いというデメリットが発生してしまっています…(泣泣)

というわけで、サウナを出た後、水風呂まで軽く早歩きでコケないように、スタスタスタ…って行かなければならないという試練が待っているのが唯一の弱点。一番最初に浴室に入った時に「すげー、でけー」って感動したのですが、まさかそれが裏目に出るとは、、、

本当に素晴らしいサウナのラインナップなので、水風呂への動線だけが残念でたまりません。

そして、予想通り、ととのい場所へもかなり歩きます。一番遠いところだと、お風呂の端から端まで歩くことになるわけで、、、ああこの動線だけはどうにかできなかったかなあ、、、と本当に惜しい気持ちでいっぱいです。

ただし、それを差し引いても素晴らしいサウナ群には違いないので、十分満足してサウナを出ることができました。

©スパラクーア

ちなみに、露天風呂もでっかいです。すばらしい。

リラクゼーションエリア

正直、サウナだけでお腹いっぱいなぐらい充実していたのですが、入り口でやけくそになって「全部乗せ」のコースを申し込んだばかりに、岩盤浴エリアにも入ることができました。

そしてここがまた素晴らしいエリアで、1日中ゴロゴロしていたいくらいの場所だったわけです。

この景色を見てください。窓際のベッドに横たわると、窓の向こうには東京ドームと東京ドームシティが一望。

ああこの景色を見ながらゴロゴロできるとはなんて幸せかと。

そして、外にはプールデッキが。ここは海外かってくらいラグジュアリーな空間。

プールサイドの椅子もかわいく…、まあカップル向けですよね…

なんかパリピが使いそうなエリアもあるし(失礼)

こちらはバリをイメージしたエリア。室内の眺めも素敵です。

食事処も充実。入場料がアレだったので(汗)、お高いのかと思いきや、そこそこの納得価格。まあ観光地価格と考えれば納得、ていう程度の感覚ですかね。

ちなみにいただいたサ飯はなぜかタイ料理中心のアジア系。フォーがおいしかったです。

ヒーリングエリアが素敵すぎてちょっと陰に隠れがちですが、岩盤浴もなにげに充実しています。そのため、岩盤浴を目的にしても大丈夫。ただ、人数に対して、ちょっと狭いかな?

順不同で申し訳ないのですが、コワーキングスペースもあります。目の前をジェットコースターが駆け抜けるコワーキングスペース。果たして集中できるのでしょうか(笑)

ただ日本に1つしかいないコワーキングスペースであることは間違いないでしょう。

ちなみに、追加料金を払わないでも良い無料エリアもあり、そこもおしゃれ。

まとめと営業情報

正直、なめてました。「ラクーア」。冒頭にも書きましたが、「カップル向けのチャラチャラした施設でしょ」なんて考えていた自分を殴りたい(笑)もちろん、全体にかもしだす雰囲気は明らかにカップルや女子会を意識した作りになっています。

しかしながら、それ以上にサウナに対して真摯に設計し、サウナーの期待にも応える素晴らしい施設だと思いました。

また、そのヒーリングゾーンも、目の前に東京ドームがあることにより、少年の血が騒ぐというか、単なるお休みゾーンじゃなくなっている、うまく借景しているなあと感じました。

というわけで、総合的には満足!!

ただ、お値段がお値段なので、普段使いというよりは、特別なご褒美に使うような施設かなー、と。

【営業時間】

11:00~翌朝9:00

【料金】

入館料(18歳以上)3,230円
入館料(6~17歳)2,420円※5歳未満入場不可
ヒーリングバーデ1,100円※18歳未満利用不可
土日祝割増660円

その他特定日などの設定あり。詳細は公式HPへ。

結果的には「行って良かった」し、「おススメできる」施設です。東京ドームに行ったついでに行くも良し。ラクーアに行ったついでに野球観戦も良し。どの世代が行っても楽しめる場所ですね。

それでは、バイバーイ!

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