【千葉/勝浦】「eden(エデン)」ですっかり海外リゾート気分にひたった話【サウナレビュー】

千葉

※このページにはプロモーション(CM)が含まれています。

2022年7月オープン

勝浦海中公園って知ってますか?勝浦にある施設で、階段を下りていくと海の中に入れて、お魚さんたちを観察できる、アレです。

©かつうら海中公園

千葉のこの辺にあります。

東京や横浜側から行くと、ちょうど反対側にありますね。

このかつうら海中公園のエリアは、博物館あり、海中展望塔ありと、もともと観光スポットだったのですが、この夏、新たにサウナー注目の新施設「eden(エデン)」がオープンしました。

黄色い〇のあたりがエデンです。

ついに勝浦がタンタンメン以外でスポットが当たったということで、ワクワクしながら、そしてサウナーとしてはサウナと呼んで良い代物なのか、といったことを考えながら見学してきました。

このへんは、先に書いた通り、博物館やらなんやらあるので、「eden(エデン)」以外にも見どころがあります。ぜひ観光に訪れた際はたくさん回って欲しいのですが、今回は気になっている「eden(エデン)」を中心にご紹介していきます。

とにかくおしゃれ

もともとあった施設が、「THE 観光地」って感じの場所だったのに対し、「eden(エデン)」は周囲に溶け込みつつ、その存在感をキラリと光らせています。

黒を基調とした建物で、周囲との施設から浮くことなく、シンプルに建っています。

入口は1階にありますが、1階のカウンターでレストラン利用か、スパ利用かを選択します。

スパ利用の場合はそのまま靴を脱ぎ、ロッカールームへ。

建物自体はそれほど大きくなく、入り口から入ったらすぐにロッカールームっていう感じです。

スパの入口

ロッカールームは1階にあり、空いているロッカーを自由に使うタイプです。

と、ここで、問題が!

どこのロッカーが空いているかわかりにくい…

よー--く見ると、カギのところに赤or青の色が見えるのですが、こりゃー探すの大変だわさ。

そして空きロッカーを見つけたら、水着に着替えます。ここでまたもや問題が!!

ロッカーのカギの閉め方がわかりにくい…

ロッカーのカギは暗証番号式になっていて、一度自分の決めた4ケタの数字(例:1234)で扉を閉め、ダイヤルをひねります。扉が閉まっている状態で数字を変えれば(例2345)ロッカーのカギが閉じている状態になり、自分以外の他の人が空けることができません。ロッカーのカギを開けたいときは、最初に決めた4ケタの数字(例:1234)に戻せば、みごと扉が開くシステム。。。。。

って書いてて自分でもわけわからんってなってしまいました。

このシステム、会社で同じようなロッカーを使っていたので、自分は理解できましたが、初めて使う人にとってはかなり難易度が高いロッカーになります。

たぶん、映えのためによくある「スパのカギ」をしないシステムにしたのだと思いますが、もうちっとだけわかりやすいシステムだと良かったのになー、と思いました。

てな感じで、水着に着替えるまでが一苦労したものの、なんとか水着になって、2階のスパエリアへ進んで行きます。

ドキドキ・・・

2階に上がったらすぐにシャワー室がありました。

そうですよね。市民プールに入るときも、プールに入る前にシャワー浴びるもんね。

というわけで、シャワーで体をあらい、いよいよスパエリアとご対面!!

スパエリアはとにかく映える!

いや、言葉にならないとはこのことでしょうか。

素晴らしく素敵なスパです。なんていうか、海外のリゾートにありそうなあれ。

しつこいですが、勝浦ですよ。かつうら。

写真がバラバラなので、ちょっと分かりにくいですが、一番海側(外側)から、

①インフィニティプール(といっても温泉なので温かいです)

②デッキチェア(白黒でしましまの寝転がれるソファ)

③内湯(これまた温泉なので温かいです)

④洞窟みたいなエリア

というような順番で配置されています。

こんな感じで目の前が海岸なので、海を上から眺めながら温泉に入る、というなんとも贅沢な体験ができます。

そして温泉というのがミソで、ちょうど「ちょっとぬるいぐらい」に調整されていて、プール(水)ではないので、体が冷えずにいつまでも入っていられるということができます。

冬になるともっと温度をあげるのかな?

てな感じで、京都の水風呂とは別の意味で「ずっとここにいたい…」と思ってしまいましたが、限りある時間(後述します)と、「そういえばサウナに入らなければ!」というサウナー魂を呼び起こし、サウナへ突撃したのでした。

見た目以上に骨太サウナ

サウナですが、温度は90℃。まずまずの温度です。

サ室はそれほど大きくはなく、6人~つめて8人ぐらい入れるかなあ?っていう程度です。まあ施設全体の大きさを考えても妥当な感じでしょう。

そしてセルフロウリュができるよう、桶がおいてありました。ロウリュし放題ですが、水は自分で補給です(笑)。

てなわけで、もともと温度90℃と高いうえにセルフロウリュで湿度も上々な状態にでき、正直そこらへんのスパ銭サウナに負けないくらい、良いサ室環境を作ることができます。

しかも、外を見るとこんな景色が目に飛び込んでくるわけで。

唯一の欠点は、人の出入りが多いと、扉付近の「風ピューピュー」が結構あること。なので、なるべく奥の席を陣取っちゃいましょう。

さらにさらに。これは裏技なので施設の人に読んで欲しくないですが、お客さんがいなくて貸し切りの場合、バスタオルを持ち込んで「セルフアウフグース」ができます(笑)いや正直やりました。

ただし、壁には砂時計や温度計がかかっていたり、照明もあったりするので、あくまで安全第一に!自主トレを積んで自己責任でお願いします(笑)

そんなこんなで、そこそこレベルの高いサウナを堪能した後の水風呂ですが、ここでまた衝撃の展開が!!

水風呂が異様に冷たい!!チラーの設定何℃にしてるんだ?と問い合わせたいくらい冷え冷えです。

温度計がなかったのであくまで体感ではありますが、確実に10℃前半であることは確かです

さすがにシングルまではいかないかな?と思いましたが、博多ウェルビーの水風呂を彷彿とさせる冷たさでした。

というわけで、アチアチのサ室から冷え冷えの水風呂、ときたらととのわないわけがない。

ととのいスポットとしては屋外のソファか、内風呂エリアにある洞窟(笑)なのですが、どちらも試してみましたが、屋外は昼間ということもあり、「確実に焼ける・・・」ということで断念。

内風呂エリアの洞窟に横たわることにしました。それでもかなりのととのい指数でしたよ。インフィニティチェアがないのがなんとも残念ですが、この雰囲気にはそぐわないから、仕方ないですね。

今考えてみたら、もし、夜だったら、外のソファで満点の星空の下(勝浦は田舎ですから…)ととのうなんてこともできたかも、、、と思うと、夜の部もためしたみたいと思った次第です。

「エデン」は楽園のエデンだった

というわけで、「マジヤバいココ」と、おっさんがつぶやいてしまうような、「eden(エデン)」。

正直言って、かなり舐めてました。「地方の観光協会が作ったやつでしょ」と思っていた自分を殴りたい(笑)

ただし、すでに知っている方も多いと思いますが、一番のネックとなるのが、「お値段」です。

【営業情報】

営業時間 10:00~22:00(最終入場21:00)

入場料 (大人)最初の1時間1,320円+入湯税150円、その後1時間ごとに1,320円

(子供)880円

タオル&ドリンクセット 500円

まとめます。

【とにかく映え写真だけ取って出てくる1時間コース】1,470円

【サウナ3セットはしたいよね2時間コース】2,790円

【のんびりくつろいで気分は海外旅行3時間コース】4,110円

決して安くはありません。いや、むしろ勝浦の田舎で千葉の地方でこの価格設定をするとはかなり強気だなあと思いました。

が、それだけの価値はあると実際に体験して感じました(ただし天候にもよります。雨だと魅力半減以下ですかね)。

(最後に)タオル&ドリンクセットの秘密

そしてタオル&ドリンクセットがくせ者で、事前情報で、入場料がお高いと知っていた自分は、節約のために、あらかじめ水着&バスタオルを持参して勝浦まで来たのでした。(レンタルしたら高いから…)

そしたら、入り口のおねーさんから「タオルと冷えた水と炭酸水のセットがありますがいかがなさいますか?」と聞かれました。ので

「ふっふっふ・・・おじさんをなめちゃ困るよ。タオルは持参しているのでいりませんよ」

と答えたら、

「タオルとセット以外には水分がありませんが、それでも大丈夫ですか?」

と、返され一瞬頭が真っ白に。

ええっ!!それって、サウナーに死ねってことかいな?もしくはプールの水を飲めってか??

水分補給も有料なんて・・・(泣)

という感じで泣きそうになりながらしぶしぶタオルを借りてお水コーナーに行ったら、

結構なおしゃれ水が飲み放題だったので、「ま、いっか」となってしまいまいした(笑)

まとめ

正直、行くまでは「カップル専用施設でしょ」なんて思っていたのですが、サウナの力の入れようと、その素晴らしい景色にやられてしまって、「またいきたい・・・」なんて帰る頃には思ってしまいました。

正直、まだオープンしたてで粗削りな部分や、タオル強制レンタルシステムはどうかと思ったりもしますが、そんなことを忘れてしまうくらいの海と、空と、サウナ。

何かと話題の入場料金も、2時間コース(2,790円)だったらそこらへんのサウナ施設とそれほど変わらないことを考えると、そこまでぼったくり価格ではないかなあとも思います。

ただ、屋外施設ではあるので、真冬には向かないかな。

また、客層ですが、カップル5割・女子グループ2割・家族2割・謎のサウナー1割、ってな感じで、サウナーが「どれどれ」と言ってみてもそこまで浮かないと思いました(というか、施設が狭いので謎の一体感が生まれる…「ロウリュしますか?みたいな(笑)」)

そんなこんなで、「行く価値ありか?」と聞かれたら、「人それぞれだ思うけど、自分は満足して帰ってきたよ」と答えます。

東京や神奈川からだと片道1時間半、千葉県民ですら1時間以上かけて行くばしょだから、せっかくなら楽しみたいですよね。

んなわけで、千葉にもようやくこんなおしゃれスポットができたか、、、、と感慨深い思いで帰路につこうとおもったら、、、、

あ、1階はレストランだった、、、

レストランエリア

1階のレストランエリアも、ここまで読んだ方なら予想がつくと思いますが、同様なコンセプトで、「オシャレ」で、「ちょっとお高め」です。

正直に言います。

「うまかった」

「高かった」

パエリアなんかは、かなりおいしくて、これまた「また食べたい!」と思ったくらい。それ以外のメニューも「おいしい・ふつう・まずい」で仕分けると「おいしい(しかもかなり)」ってレベルです。なので味には何も文句はありません。

おひとり様2,800円。。。あとは察してください(笑)

そんなこんなで、ロケーションは抜群。あとはそこに価値を見出せるかどうか。

個人的には気に入りました。冬が来る前にもう一度行きたいなあ。その時はランチはいらないかなあ、なんて考えたりしてます。

ちなみに、冒頭に記載した通り、かつうら海中公園には海中展望塔があったり、博物館があったりと、遊び場所が集まっていて、1日いても飽きないと思いますので、ぜひ千葉観光に来た際には立ち寄ってみてください。

そしてサウナーの方は、「ものはためしに、、、」とスパを体験してみるのもいいかもしれません(ただし晴れてる日限定でね)

んなわけで、カップルの方も、家族連れの方も、きっと楽しめると思う「eden(エデン)」の紹介でした。

「eden(エデン)」を含めた千葉県の「絶景」&「癒し景」日帰り温泉を記事にまとめてみました。よかったらこちらも参考にしてくださいね!

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