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札幌の玄関口である新千歳空港にあるサウナ
本土から札幌へ行く際はほとんどの方が使うであろう、「新千歳空港」この空港は「北海道ショールーム」を名乗っているとおり、お土産屋さんはもちろん、レストラン、アミューズメント施設、はたまた映画館まである巨大エンターテイメント施設です。
正直、歩いてウインドウショッピングしているだけでも楽しく、軽く小一時間は過ごせ、飛行機待ちには最適の空港だと思っています。
そんな空港の中に「新千歳空港温泉」があります。
札幌のすすきので「ニコーリフレ」を堪能し、「プレミアムホテル-CABIN-札幌」でととのったら、まさに最後の〆にふさわしい場所にあるサウナです。
温泉の場所は空港の4階。4階は映画館などある階ですが、下の階に比べてごちゃごちゃしていないので、すぐに入口を見つけることができます。
ぱっと見、一瞬「入れないの?」と思いますが、そのまま矢印の方向にズンズン進んでいくことができますので、ご安心を。
入口を入ると、靴を脱ぐようになっています。靴は専用の靴袋にいれて、持ち歩くことになります。
余談ですが、この「新千歳空港温泉」の中にはレストランがあるのですが、「お風呂に入らないで、レストランだけ利用できる」という技があり(つまり食堂だけ利用できる)、レストラン利用の方は靴を脱いで専用の入口から入ることになります。
ちらっと中をのぞきましたが、結構空港関係者の方が利用されているイメージでした。
で、自分はもちろんサウナが目的なので、フロントへ向かいます。
フロントで手続きをすると、大小タオルが入っているバッグを渡されます。
そしてその後、作務衣を自分自身で1枚とって、ロッカーへ向かいます。
ビミョーなところがセルフなのですね。
では、早速空港内サウナへいざ行かん!
大浴場
大浴場に入った印象としては、まあまあの大きさかな、って感じです。
空港の中の温泉ということで、飛行機が飛んでいるところが見えるといいなあ、と思っていたのですが、こちらから見える、ということはあちらからも見えてる、ということで(笑)温泉を囲っている壁はかなり高いです。
普通にお風呂に入っていたら空しか見えません(汗)
そういう意味では、残念ながら「解放感」はそれほど感じることはできません。
ただ、露天風呂は結構広く入ってて気持ち良いです。
そして、時折ちらっと見えている空に離陸していく飛行機や、着陸する飛行機が見え、「うをおおっ!」とちょっとだけ興奮します。
そして、本当はやっちゃいけないのですが、壁際に配置してある岩の上に乗ると、ちょうど外が見えます。
ちなみに、温泉の位置は、滑走路側ではなく、空港ビル~駐車場側なので、飛行機がずらーっていう姿は見ることはできません(汗)
サウナはそこそこ良かった!
高温サウナは約90℃。空港の中の暇つぶし用サウナでしょー、程度に思っていた自分は、すっかりそのアチアチ加減に反省。しっかり暖まることができます。
惜しむらくは、サウナストーブが「iki」をせっかく使っているのに、ロウリュサービスがないことです。人件費的なものが問題だったら、セルフでもいいから、ロウリュできたらなあ、、、とちょっとだけ残念。
そのため、90℃でしっかりアチアチですが、湿度はそれほど高くありません。そのため、しっかりと暖まるには少し時間がかかります(といってもぬるいってほどではないですが)。
そして北海道名物(?)冷え冷え水風呂。
水風呂についてはここ新千歳温泉も他に漏れず、しっかりきっかり冷えてます。体感15~16℃ぐらいかな?さすが北海道という感覚でした。
で、もう一つ残念なことが、、、
ととのい椅子はありません。
ひとつも。。。
まあある意味潔くて良いとは思いましたが、「iki」を活かせてないところとか、ととのい椅子がないところとか、「惜しい」ところがいっぱい。
ちょっと厳しく言うと、サウナーのことは基本的に考えられてません。
一応フォローしておきますと、
内風呂の真ん中にベンチとして使える石があるのと、露天風呂にベンチが1台だけあります。
ので、とりあえず立ってととのうということは避けることができるので、ご安心を。
その他の施設
てなわけで、サウナ以外の施設です。
まずは宴会場。
お客さんが少ない平日などは、休憩所として開放されているみたいです。
穴場みたいで、空いててガラガラなので、貸切で使うことができました。
そして、リラックスルーム。
かなり広いです。ていうか、正直お風呂より広いです。静かだし寝放題だし、マンガはそこそこ充実しているし、結構快適です。
休憩処の中にはさらに奥に「安眠ルーム」という場所があり、こちらは完全に寝るためのお部屋です。そのため、薄暗く静かです。
ただし、イビキをかくおじさんがいると、むしろどこよりもうるさくなるという罠(笑)
そして、女性専用のリラックスルーム。女性はこっちの方が安心ですね。
何気に便利だと思ったのが、こちら「充電コーナー」。ケータイの充電を自由にできます。
そして、細かい気配りですが、風呂上り用の冷水器などもあります。
レストラン
レストランは、冒頭で書いた通り、お風呂に入らなくても利用できますが、もちろんサウナに入った後に一杯、という使い方もできます。
メニューはジンギスカンなど、北海道ならではのメニューも取り入れている感じです。
もちろん、サ飯としてこちらのレストランで食事をするのもあり。
一方で観光客の方は、空港内に山ほど北海道名物のレストランがあるので、最後の食事は北海道を感じたい!という方は空港内のレストランを利用する、というのもありかと。
宿泊施設
そして、最後になんと宿泊施設もあります。
朝早いフライトの時とかで前乗りしたいときなどはとても便利ですね。サウナもついてるし。
普通にツインのお部屋です。
大浴場と違って眺めも良い感じ。
他の空港(羽田や成田など)でも空港の中に宿泊施設がありますが、サウナ&大浴場がついているという意味では圧倒的に新千歳空港温泉に軍配が上がりますね
まとめと料金
「新千歳空港温泉」は、もともとは、「万葉倶楽部」の系列が経営していました。それが経営母体が変わって、現在の形になっています(とはいっても基本的な施設の作りは同じです)。
そのため、「万葉倶楽部」時代に比べてちょっとサービスが・・・と思う部分もありますが、空港内にある施設として考えた場合、十分満足できる内容だと思います。
北海道のJRは特に冬に遅延が多く、札幌から電車で空港へ向かう場合、なるべく余裕を持って空港に行くことをおススメします。ただ一方で、その場合、逆に定時で着いちゃった場合にやることがなく暇だ~、みたいになった時にもってこいの施設です。
【入館料】
大人(中学生以上) | 子供(小学生) | 幼児(3歳~未就学児) | |
入館料 | 1,800円 | 800円 | 600円 |
深夜料金 | 1,700円 | 800円 | 600円 |
朝風呂 (5:00~8:00) | 800円 | 400円 | 400円 |
てなわけで、最終日に早めに空港に行って、最後のととのいを得る、という使い方が一番かと。
ニコーリフレみたいな、街中の本格的なサウナに比べたらもちろん物足りなさはありますが、有料のラウンジだと思ったら十分な施設だと思います。
機会があったらぜひこの不思議な空間に行ってみてくださいね。
ではまた、バイバーイ
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