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成田の田園風景にたたずむ温泉とサウナ
他のサウナレビュー記事(龍泉の湯)でも書きましたが、成田周辺はスーパー銭湯激戦区。
新旧様々なスーパー銭湯がありますが、ここ「大和の湯」はその中でもかなりレベルが高く、人気の施設になります。
このへん。
成田空港から30分程度です。
ナビに連れられて行くと、徐々に周囲は民家もちらほらしか見えなくなり、見渡す限り田んぼになってきます。
うーん、本当にこんなところに本当に温泉があるのかと不安になり始めたとき、田んぼの中に「大和の湯」が突如現れます。
まるで旅館のようなロビー
一応、スーパー銭湯のカテゴリに入るのだろうとは思いますが、外観・中に入るとセンスの良いインテリア・そして中から見える田園風景と合わさって、ちょっとした高級旅館のようです。
内装も一つ一つの装飾が凝っていて、すてきですね。
ロビーから外を見ると、のどかな田園風景が広がっています。その季節ごとに表情を変えるので、いつ行っても楽しめます。
まずは「冬の休耕シーズン」
からの「田植えシーズン」キラキラしてますね。
さらに夏の青々とした稲。
秋には黄金色に色づいた穂が風にそよいでいることでしょう。
全部同じ方向から撮ったものですが、季節の流れを感じますね。
そんな感じで、1年中いつ行っても、素敵な風景を楽しめる良い場所です。
2か所ある温泉
「大和の湯」は、スーパー銭湯によくある左右対称の浴場のつくりではなく、2つの浴場(A館とB館)がそれぞれ異なる浴室をしていて、男女で毎日入れ替わります。
そのため、どちらも入るためには2回来ないといけません(笑)
そして、ちょっと珍しいのは、どちらの浴場も立体構造になっていて、A館は2階・3階、B館は1階~3階を階段で行ったり来たりすることになります。
A館
A館は2階に大きな内湯と露天風呂、そして3階にサウナがあります。
A館のメインはこの露天風呂でしょうね。一応目隠しはしてあるものの、ベンチに座ると遠くまで田園風景が見え、夏にはカエルの合唱が。夕方になるとひぐらしの鳴き声が。
自然と一体になった気分になれ、とにかく癒されます。素晴らしい温泉です。
内湯もあります。露天風呂・内湯ともに温泉で、濃い黒色のしょっぱい系。成分が濃いですね。
3階にはサウナがちゃんとあります。温度は90℃を超えてるぐらい。しっかりアチアチです。
そして、サウナは3階にあることから田園風景がよく見渡せます。ここからの景色はここのサウナの特権ですね。
ロビーでも書きましたが、目の前が田園風景なので、一年中行ってもそれぞれの季節の表情を見せてくれます。
さらにもう一つここのサウナの特徴として、ごろりんちょエリアがあること。3畳ぐらいのスペースが床の間みたいになっていて、サウナマットが敷いてあるので、ここに横になってサウナを楽しむことができます。
本当に寝てはいけませんが(笑)横になって温まることで、体全身が足の先までくまなく温まり、かなり気持ち良いです。
からの水風呂。水風呂は井戸水をそのまま使っているような様子で、流行の冷え冷えの水風呂ではありません。20℃ぐらいかなあ??なので、どちらかというと長い間入ってられるような水風呂ですね。
そして、からのととの…えっ、ととのう場所がありましぇん(泣)
3階はサウナと水風呂、そして洗い場があるだけで、どうひいき目に見てもととのう場所がありません。
そのため、水風呂を出た後は、すっころばないように、3階から2階へ降り、外に出て露天風呂まで戻ってベンチに腰掛けるという、なんともいえぬ試練が待ち受けているのでした。
ああっ、本当に惜しい、、、サウナの景色も環境も最高。水風呂も若干ぬるいけど井戸水でやわらか・・・・・
からの競歩大会(笑)
ええ、頑張って3回とも競歩大会しましたとも。だって2階の露天風呂の景色が素晴らしくて、ととのうには絶好の場所なんですもの。ただ、遠い、、、、、
とまあ、サウナーとしては、最後の最後でズッコケてしまいましたが、全体的に素晴らしい施設であることは間違いないです。
B館
B館はA館と比べて、1階から3階まですべて浴槽があり、バラエティにあふれています。
特に露天風呂はB館も優れていて、A館と同じように田園風景と、季節ごとのカエルやひぐらしの合唱を聞くことができます。
A館は大きな浴槽がどーんとあったのに比べ、B館は中規模の浴槽がいくつもある感じです。
樽風呂なんかもあったり。
内風呂もしっかりと温泉してます。
そしてB館にも3階にサウナがあります。
サウナの作りに関しては、A館とほぼ同じで、段々になっている場所と、ごろりんちょエリアにわかれています。同じく3階なので景色も素晴らしい。
水風呂も、ちょっとぬるいけど、やわらかい水だわ、、、、、あれ、、、もしかしてデジャヴ・・・・・・
そうです、B館もサウナのある3階にととのう場所はありません。なので、すっころばないように急ぎ足で3階から2階に降りて2階の露天風呂へ急行するという、謎の試練があります(泣)
1セット目あたりは「なんでこんな作りになってるんだろう(泣)」と思ってましたが、どこまでも続く田園風景を見ながら、ちょっと遅れたととのいを感じると、「ま、それもいいか」と思えるのですね。不思議なもんです。
その他の施設
「大和の湯」には食事処も併設されています。結構本格的な日本料理なのですが、コロナの影響で、現在(2022年10月現在)休止中(泣)となっております残念。
また、個室の貸切風呂もありますので、興味がある方や家族で貸切りたい方はそちらもぜひおすすめです。
「大和の湯」に行く前に、知っておいて欲しいこと。
というわけで、サウナーとしては惜しい部分もありましたが、温泉施設としては、素晴らしい良い場所だと思います。
ただし、初めて「大和の湯」に行く方は知っておいて欲しいことがあります(じゃないとびっくりしちゃうから)。
「大和の湯」では、刺青・タトゥーを禁止していません。そのため、刺青やタトゥーをガッツリ入れている人が普通に入浴しています。
もちろん、施設の方針でOKにしているわけですし、彼らも同じ風呂に入ればサウナー仲間、、、ということで特に不満もないし、トラブルがあったことは一度もないのですが、初めて行く人はちょっとびっくりすると思います。
だって、ちょっとタトゥーが入っている、っているレベルではありません。首から下は全身龍とか普通にいます(笑)
そしてその率もすごいです。刺青を入れている人が全体の半分以上を占めています(当社調べ)。しかも親子とかで普通に来てます。まあ普通のスーパー銭湯だとそもそも入浴できないから、集まるんでしょうけど。
なんというか、カタギの生活をしていると絶対に接点すらない人たちが一緒に裸になってサウナに入って隣に座っているというシチュエーションがすごくシュールでおもしろいです、、、何度も行っているうちに、慣れてしまいましたけど。
というわけで、千葉の極道さんたちと一緒にサウナに入るという貴重な体験もオプションでついてきます。
まあ、彼らの名誉のために付け加えときますが、正直言って、全然マナーいいですよ。土日の人気スパ銭の若者集団の方がよっぽどひどいマナーです(ぼそっ)。
そんなこんなで、たぶんある意味「非日常」を何重にも体験できる、貴重な施設でもあるのです。
利用案内
そんなわけで、施設自体のレベルも高いですし、ここでしかできない体験もあります。成田近辺へ遊びに来た際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【入浴料】
平日 | 土日祝 | |
大人 | 850円 | 1,000円 |
小学生※ | 500円 | 500円 |
ちなみに、アソビューで前売りチケットを購入すれば100円引きですので、行く機会があったら使ってみてください。入館の直前でも購入できます。
アソビューの割引チケットはこちら成田はいい温泉が多いですね。海外の人にもぜひ体験して欲しいものです。
ではまた!
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