「阪神サウナ」でととのうの巻~ホテル阪神大阪&ANNEX宿泊比較~

大阪

※このページにはプロモーション(CM))が含まれています。

キタ中心部にあるサウナ付き老舗ホテル

梅田の中心、「大阪駅」から環状線で1駅、「福島駅」の目の前に「ホテル阪神大阪」があります。

そして、このホテル、「阪神サウナ」なるサウナがあるんですね。正直、最近は大浴場だけでなく、サウナもついているホテルが多くなってきたので、サウナがついていること自体は珍しくないのですが、疑問に思っていたのが、この「阪神サウナ」が、某「サウナイキタイ」で常に上位に位置しているということでした。

まあ上位っていっても10番目ぐらいなのですが、それでも常に1ページ目をキープしているのがすごい。ということで、その秘密を探るべく、「ホテル阪神大阪」に宿泊してきたわけです。

このへん。

頑張れば大阪駅も歩いていける距離です。というか頑張らなくても普通に梅田が徒歩圏内です。アクセス便利な場所にあります。

ちなみに、ホテル阪神大阪には、兄弟ホテルである、「ホテル阪神ANNEX大阪」という別のホテルが目の前にあり、「ANNEX」に泊まった方もこの「阪神サウナ」を利用することができます。

そんなわけで、

「①ホテル阪神大阪」と、

「②ホテル阪神ANNEX大阪」両方に宿泊し、

印象など、宿泊の決め手になったらと思い、記事にしてみました。

「ホテル阪神大阪」の巻

JR大阪駅から環状線で一駅の「福島駅」で降りると、改札を出てすぐ目の前にホテルがあります。

どどーん、とでかいビルが建っているので、初めてでも迷うことはないでしょう。

「ホテル阪神大阪」自体は最新のホテルではなく、どちらかというと老舗のシティホテルって感じです。最新ホテルもきれいでいいですが、こういった歴史を感じさせるホテルも重厚感があって素敵ですよね。

フロントの係の方も、若いおねーさんではなく、ダンディなおじさまが揃ってました。このあたりも老舗っぽい。

ただ、アメニティについては流行に乗っているらしく、ロビーで必要な分だけ持っていくタイプです。毎回書いていますが、このシステム、無駄がなくて自分は嫌いではないです。

そしてロビーの奥にはタリーズコーヒーが。オリジナルのコーヒーショップでないのが残念ですが、軽食などもいただけます。

何はともあれ「阪神サウナ」

フロントで手続きをしたら、お部屋にまず荷物を置いて、、、サウナへGO!

例によってお部屋のレポートは後半で。

「阪神サウナ」はホテルの7階にあります。

正確には、6階が女性のスパ「ラフ」、7階が男性のスパ「阪神サウナ」となっています。

というわけで、7階で降りると、「阪神サウナ」看板があり、こんな感じのシューズロッカー&受付があります。

「阪神サウナ」はホテル併設のスパですが、宿泊者も有料というなんという強気な設定。大阪人相手で大丈夫だろうか、と無駄に心配をしてしまいました。

【入浴料】

宿泊者:800円

日帰り入浴:2,900円

ここで第2のびっくり。宿泊者が有料なのもびっくりだったのですが、日帰りの2,900円ってサウナ&カプセル専門店レベルの価格設定。。。

そんなこんなで、「阪神サウナ」の位置づけとターゲットがなんとなくわかったような気がしました。

受付を済ますと、ロッカーのカギを渡されます。

ロッカーにはあらかじめ

  • タオル3枚
  • サウナパンツ
  • バスタオル

が入っていて、これらを使ってね。ということでした。一人ひとりにタオル3枚とはまた贅沢な・・・と思いつつ、早速大浴場へ向かいます。

©ホテル阪神大阪

大浴場はすごい大きいわけでもなく、「ホテルの大浴場と考えるとちょっと豪華かな」というレベル。ただし、ここ「阪神サウナ」のメインはその名の通り、お風呂ではありませんでした。

広々として解放感あるサウナ

©ホテル阪神大阪

サウナがかなりでかい。

明らかに大浴場の大きさに対して、(良い意味で)サウナの大きさが釣りあっていないような大きなサウナです。15人~ぐらいは余裕で入れる感じ。

しかも写真だと分かりにくいのですが、ガラス張りになっている上に照明が明るく、とても開放感のあるサウナでした。

サウナっていうと大体薄暗くて窓もないところが多いのですが、ここ「阪神サウナ」は入ってて清々しいと感じるくらい、解放感ある作りになっています。

サウナ室の温度は85℃。

サウナーの自分からすると、ちょっとぬるめの設定かな~。という感想。10分以上余裕で入っていられます。

しかしながら、2ターン目は90℃で結構アチアチ。

更には3ターン目で95℃になってて「キタコレ」状態。

という感じで、サウナ室の温度はあまり安定していない印象。人の出入りに結構左右されてしまうんですかね?ちなみに湿度は低め、サウナストーンはありましたが、水かけ禁止の表示がありました。

とりあえず、当たりはずれはあるものの、徐々に上がっていく室温、そして解放感で結構サウナ自体は気に入りました。箱ものがいいのだから、あともうひとひねりすれば、更に良いサウナになるポテンシャルがあるので、ちょっともったいなあと感じたり。

ちなみに余談ですが、ロッカーに入っていたサウナパンツをはいている人は一人もいませんでした。用途がちがうのかしらん?

©ホテル阪神大阪

水風呂ですが、↑の写真の右下にある浴槽です。

定員2名ってところです。特記すべきは、冷え冷え系で、温度計はなかったのですが、体感温度は15℃でかなり冷えてます。

そのため、サウナがビミョーな温度だった時も、水風呂でシャキッとなり、結構ととのいます。

ととのい椅子は中(内風呂エリア)に3つ、外(露天エリア)に1つありますが、そもそもこんな感じのサウナなので、基本空いています。特に外のととのい椅子は大阪のビル群が見えるため、夜景などは素敵な感じですね。

浴槽

©ホテル阪神大阪

浴室は最初に書いた通り、「まあまあ広いかな」っていうレベル。内風呂が2つ+水風呂。露天風呂が1つ。

ただ水風呂以外の浴槽のお湯はれっきとした「温泉」です。そういう意味ではかなり贅沢なスパですね。

リクライニングスペース

ここ「阪神サウナ」には、お風呂前後に休めるリクライニングスペースがあります。

このリクライニングスペースが結構広く、専門のサウナ施設に負けていません。

しかもお茶飲み放題。

マッサージルームもあります。

てなわけで、感想としては「サウナ専門施設を超コンパクトにした感じ」のイメージ。

ただ、日帰りの設定はあるものの、ふらっと立ち寄るような場所でも、内容でもないので、「宿泊の時に、サウナがあった方が良い」ということを比較の決め手とするなら十分おすすめできるレベルです。

日帰りとして考えるなら自分だったら「大東洋」に行っちゃうかな~?

お部屋(ホテル阪神大阪編)

では、お部屋のレポートです。

ここのエレベーターですが、ルームキーをかざすと、自分の部屋の階に自動的に止まってくれます。

ルームキーをかざさないと動かないタイプは最近どこのホテルでも見かけますが、勝手に階まで指定してくれることに軽く感動しました。

エレベーターホールもいい感じのデザインです。

では、お部屋に入ってみると・・・

こんな感じ。

セミダブルのお部屋でしたが、結構広いなという印象。

入ってすぐ右手にはクロークが。

アメニティ系はロビーで持ってくるシステムなので、何も入っていません。

冷蔵庫の電源はついていました。Good。

水回り系ですが、年代を感じるものの、しっかりと清掃されていて、清潔感を感じる作りになっています。

こちらもアメニティ類は全くありません。自分は「歯ブラシ」と「ヘアブラシ」を間違えて持ってきてしまい、大変な目にあいました(笑)形も名前も似てるんですもの・・・

そして、これがこのホテルのウリと言っても過言ではないと思います。なんと部屋のバスタブで天然温泉を楽しむことができます。温泉と水道水を切り替えることができ、バスタブに温泉を貯めるときは温泉側、シャワーとして使う時は水道側にコックをひねり使います。

こんな感じの茶褐色の「THE 温泉」が出てくるので、お部屋で温泉というかなり贅沢なことができます。

再び部屋に戻ってベッド側からの眺め。簡単なテーブルとイスがあります。

窓側から。1人で寝るには十分な大きさのベッドです。カップルが2人で寝るのはちょっときついかな?

枕元にはコンセント完備です。

空気清浄機もあり。

個人的に一番良いなと感じたのは、窓からの眺めです。

今回客室の中で一番下の階(14階)に泊まったのですがそれでもこの眺め。大阪の梅田辺りが一望です。

また、夜景も素敵。都会って感じですね。

まとめ(阪神ホテル大阪編)

アクセス…★★★★☆(大阪のキタに用事がある方は、JR大阪駅から1駅という便利さ。ただ、梅田周辺のホテルは大阪駅目の前というホテルも多いので、一歩劣ります)

サウナ…★★★☆☆(決して悪くはありません。標準的といった方が良いかも。「サウナがついてるから宿泊する」という理由には十分成り立つと思います。ただ日帰りは自分はしないかな。)

お部屋…★★★★☆(やはり「お部屋で温泉」の威力はすごいです。かなりセレブな気分になれます。また色々なわけがあって大浴場は苦手だったり行けない人も温泉を楽しめるという意味でも素敵なシステムだと思います)

総合…★★★★☆(今回、平日に泊まったこともありますが、老舗&サウナつきの割りにかなりリーズナブルに泊まれました(約1万円)。そのため、総合的にはかなり満足して、次の宿泊の候補に入るであろうホテルです)

その他…★★★★★(チェックアウトの時間がデフォルトで12時です。自分のような寝坊助にはとても嬉しいシステムなのですが、そのかわりギリギリ12時まで寝てしまい、午前中を無駄にするという諸刃の剣…w)

といわけで、きっかけは「阪神サウナ」に惹かれて泊まったのですが、宿泊したらしたで色々な発見があり、とても楽しい滞在になりました。

ここまで、「ホテル阪神大阪」のご紹介でした。

一度体験してしまったら、もう”コレ”なしでは元の生活には戻れない…

【ミラブルzero】シャワーじゃないシャワー

↑公式リンクはこちらから

興味がある方は、当ブログ内の比較記事↓あわせてご覧になってみてください

「ホテル阪神ANNEX大阪」の巻

「ホテル阪神ANNEX大阪」は、「ホテル阪神大阪」本館(ややこしや・・・)と同じく、JR大阪駅から環状線で1駅の「福島駅」というところにあります。

このへん。

って、本館の時の地図とほぼ一緒ですね。

福島駅の東側が「ホテル阪神大阪」の本館、西側が「ホテル阪神ANNEX大阪」(だからややこしや・・・)という配置になっています。距離にすると約300mぐらい。歩いて5分程度です。

「福島駅」の改札を出ると、「ホテル阪神大阪」のビルがどどーんと見えてくるので、そちら側には行かず、ちょうどUターンするような形で改札の方向へ進みます。

すると、線路にそって小さな商店街みたいな感じの道路が続くので、そのまま道をまっすぐ(つまり「ホテル阪神大阪」と逆の方向)進みます。

余談ですが、この「福島駅」から「ホテル阪神ANNEX大阪」までの道、飲み屋街になっていて、立ち飲み屋や居酒屋が立ち並んでいます。その姿はまさに東京でいう「新橋」みたいなノリ。夜になると、大阪のサラリーマンでごったがえしています。

道頓堀もにぎわっていますが、あちらはTHE 観光地というのに対し、こちらの飲み屋街は、「これぞ大阪のサラリーマンや」と言わんばかりの感じで、地元の雰囲気を感じたい人はキタに泊まるのもありだなあと感じた次第です。

で、そんな飲み屋街をしばらく進むと「ホテル阪神ANNEX大阪」のビルが見えてきます。

「ホテル阪神大阪」本館が老舗感が良い意味で出ているのに対し、こちらは、モダンで新しく、スタイリッシュなデザインを取り入れています。入口のデザインからしてかっこいい(笑)

で、フロントは2階にあるので、エレベーターで2階に上がります。

2階がいわゆるフロントと売店になっているのですが、これまたデザインが洗練されていて素敵。こちらはフロントの風景。時間帯が良かったのか、それほど込み合ってもおらず、スムーズなチェックインでした。

そしてこちらは売店。

訪日外国人を狙い撃ちしているのがバレバレですが、日本人が見ても素敵だなと思えるデザイン。

和のテイストをうまく取り入れています。

で、チェックインの手続きが終わったら、必要なアメニティをとって部屋へ行きます。ここのホテルは歯ブラシすらも部屋に置いてないので、取り忘れると後でまた戻ってこないといけなくなるので、注意しましょう。

お部屋(ホテル阪神ANNEX大阪編)

廊下はシンプルです。が、扉のこういった和テイストが良いですね。

お部屋に入っての第一印象は、小ぎれいなアパホテル(笑)

正直言って、どんなにひいき目に見ても「広い」とは言えません。

ちなみに、公平に比較するため、↑の「阪神ホテル大阪」本館も、「阪神ホテルANNEX大阪」も1人での宿泊。一番安い部屋(汗)を予約しています。

なので、部屋の広さという意味では完全に本館の方に軍配が上がりますね(ただ、その分お値段も本館の方が若干高いですが)

扉すぐ横にはクローゼットのくぼみがあります。スリッパは使い捨て。

で、このホテルの一番特徴的だと感じたのは、洗面台がバスルームの外にあること。カップルで泊まる時なんかは、バスルームを使いながら洗面台を使うことができるので、結構重宝するかもしれません。

タオル系は洗面台の下に収納してありました(ちょっと探したw)

バスルームの中はこんな感じです。

お気づきの通り、バスタブがありません。

自分はバスタブにお湯をためることはほとんどないので、あまり気にしない、どころかシャワーカーテンから漏れるお湯でトイレとかが濡れるのが好きではないので、こういう作りはむしろ歓迎ですが、バスタブ必須派の方はマイナスポイントかもしれません。好みの問題ですかね?

シャワー自体はきれいなうえに、ハンドシャワーと天井からのシャワー両方使えるタイプなので、便利だと思いました。

肝心のお部屋の中ですが、ベッドが9割の面積を閉めています。

アパもびっくり(笑)

ちなみに荷物などは、ベッドの下に収納するようになっています。このつくりもアパと似ていますね。

ミネラルウォーターつき。一人だけど2本ついてました。ラッキー。

ポットやマグカップなども常備されています。が、お茶自体がないので、必要な方はロビー階から取ってくるのを忘れないようにしましょう。

冷蔵庫も完備。電源ONでした。

空気清浄機。どっかで見たと思ったら、「ホテル阪神大阪」本館のものと同じでした。

ベッドに寝た状態からの眺め。テレビはとてもでかいので、見やすいです。

唯一(?)素晴らしいと思ったのは、窓からの眺め。決して高階層の部屋ではなかったのですが、大阪の街並みがきれいに見えて、素敵でした。

夜景も素敵。

まとめ(阪神ホテルANNEX大阪編)

アクセス…★★★★☆(阪神ホテル大阪本館と同じ。大阪駅から1駅は便利です)

サウナ…★★☆☆☆(サウナに入るためには、本館まで歩いて行かなければならず、ちょっと気軽にサウナへ、という感じにならないところが残念)

お部屋…★★★☆☆(「小ぎれいなアパ」です。ただし、ホテル全体のデザインは素晴らしいですし、それに調和したお部屋なので、決して不快感はありません。値段相応かな・・・という感じ)

総合…★★★★☆(「ホテル阪神大阪」「ホテル阪神ANNEX大阪」どちらにもメリット・デメリットがあります。「ホテルに泊まっている感」が感じたい場合は、本館へ。もっとカジュアルに泊まりたい場合はANNEXへ、と使い分ける感じですかね。あとはサウナに入るかどうか。)

その他…★★★★★(「ホテル阪神ANNEX」も変わらず、チェックアウトの時間がデフォルトで12時です。この点は素晴らしい。)

そんなこんなで、どっちのホテルにもメリット・デメリットがあります。ほぼ同じ価格なら、自分は「ホテル阪神大阪」に泊まるかな・・・ある程度の価格差があるなら、「ホテル阪神ANNEX大阪」も候補に入る感じです。(実際に本館の方が高めに価格設定されています)

なんだかんだ言いましたが、途中で書いた通り、この「福島」という街は、東京の新橋にとても似ていて、リーマンの飲み屋街が非常に多いです。

それを良しとするか、どうかは個人の好みもありますし、家族連れはちょっと・・・と感じる可能性もありますが、自分は観光地だけじゃない「大阪の素顔」にちょっとだけ触れられるような気がしてとても好きな街です。

もし、大阪観光に行く際は参考にしてもらえたらと思います。

ではまた、バイバーイ!

一度体験してしまったら、もう”コレ”なしでは元の生活には戻れない…

【ミラブルzero】シャワーじゃないシャワー

↑公式リンクはこちらから

興味がある方は、当ブログ内の比較記事↓あわせてご覧になってみてください

コメント

タイトルとURLをコピーしました